道産コンブ初の1万トン割れ予想 

2024年7月8日

 【札幌】北海道漁連は5日、2024年度のコンブ生産見込み数量(6月末時点)について、前年度を約2割、数量にして約2400トンも下回る9812トンと発表した。過去10年間の平均生産量(1万3967トン)の7割程度まで落ち込むことになる。今後、8月末時点でも再調査することにしているが、今のところ、初めて1万トンの大台を割り込む、かつてない厳しい生産状況になる見通しだ。

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 道漁連が産地支店を通じて、6月末時点で各漁協から聞き取り調査し、4日に開かれた北海道昆布事業協同組合の総会の席で、島田なおき共販部長が報告した。

 産地ごとにみると、道南の函館地区はほぼ前年度(3897トン)並みの4000トン弱。天然は400トン程度で、養殖(促成中心)が全体の9割を占める。主産地のJF南かやべ漁協で若干上乗せが見込まれている。[....]