進む「八戸港版SDGs」、海洋ゴミ回収体制を整備

2021年1月7日

20年6月に行われた沖底船によるゴミ回収事業(八戸市提供)

 国内有数の水産都市である八戸では、海洋環境保護など水産業の持続的発展に向けた取り組みが進められている。

 2019年6月には市内の水産関連6団体(八戸漁業指導協会、八戸機船漁協、JF八戸みなと漁協、㈱八戸魚市場、八戸魚市場仲買人協同組合連合会、八戸商工会議所〈水産業部会〉)が、国連の持続可能な開発目標(SDGs)ゴール14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けた「八戸港版SDGs推進宣言」を発表。昨年6月には、その具体的取り組みの第1弾として沖合底びき網漁船による海洋ゴミの回収事業が行われた。

 漁船が海洋ゴミをターゲットに操業するという画期的な取り組みで、沖底船5隻が出動し、家具や長靴、流木など「パレット1台分」を回収、廃棄物処理業者によって処理された。処理費の一部は環境省の「海岸漂着物等地域対策推進事業」によって助成された。[....]