農水省、初のEU認定/塩釜市魚市場

2021年4月13日

伊藤優志課長㊨から認定書を受け取った(㊧から)福島鰹の宇田社長、大坪水産の大坪社長、塩釜市の佐藤市長

 宮城県の塩釜市魚市場南棟は欧州連合(EU)向け輸出水産食品取扱施設(HACCP)の認定を取得し、9日に農林水産省内で認定書を交付された。農林水産省による産地市場の認定は初めて。冷凍ビンナガおよびカツオの2品目が対象となる。認定書を受け取った塩釜市の佐藤光樹市長は「地元加工業者が新たな産業を開拓するチャンス」とし、EU認定登録済みの冷凍カツオマグロ漁船を誘致し、市場の扱い数量を増やす戦略を示した。

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 産地市場のEU・HACCP認定は厚生労働省のガイドラインに基づき、2015年に青森県の八戸魚市場が復興のシンボルとして認定されたあとは、認定取得する市場はなかった。

 塩釜市魚市場は水産庁が産地市場のEU認定取得を促すため14年にハード・ソフト面の課題をより明確にまとめたガイドラインで初認定された。[....]