赤潮被害、沿岸16市町が道に緊急要望 

2021年10月11日

沿岸16市町の首長全員が出席して行われた緊急要望

 過去に例のない大規模な赤潮被害が発生している北海道太平洋沿岸16市町の首長らは7日、道庁を訪れ、鈴木直道知事に対し、「地域漁業の存続も危うくなる懸念がある」として、①赤潮発生の原因究明②持続可能な漁業経営に向けた支援-について緊急要望した。赤潮が原因とみられる漁業被害は秋サケやウニなどを中心に深刻さを増し、今後さらなる拡大も懸念されている。要望を受け、鈴木知事も「原因の究明、そして一刻も早い漁業生産の回復は皆さんと同じ思い」と述べ、今週早々にも金子原二郎農林水産大臣に直接会い、国の支援を求める考えを伝えた。

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 緊急要望では、16市町を代表して、釧路管内白糠町の棚野孝夫町長が「複数の有害プランクトンが検出されたことから赤潮被害であることは明白」「漁業者や組合長の話では今回は赤潮被害ではなく、赤潮の災害。陸上なら激甚災害に匹敵する」と指摘。[....]