豊洲市場/活魚、高・中級魚の低迷再び

2021年1月18日

 新型コロナウイルス感染拡大抑制を目指し1都3県を皮切りに再発令された緊急事態宣言は、水産物流通を再び萎縮させている。東京・豊洲市場の有力販売先の飲食店は再び営業時間の午後8時までの短縮と酒類提供の午後7時までの要請が出されたことで、活魚は金額で前年比5~6割減の水準に低迷し、高・中級魚の魚価安傾向は明らかだ。前回受け皿となった量販店・スーパーの伸びは一斉休校がない分、想定未満にとどまっている。

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 豊洲市場の日々の卸売数量を、成人の日(11日)を含む3連休を起点に前年の同じ曜日と比較すると、再発令が正式決定した7日に様相が一変。数量全体で前年の約7割にとどまるなど、市場取引は一気に冷え込んだ。[....]