脱炭素漁業にバイオ燃料/セイカダイヤエンジン

2021年11月15日

次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」

 セイカダイヤエンジン㈱(東京・新宿区、柴﨑亨社長)は10日に閉幕したジャパン・インターナショナル・シーフードショーで、漁船用の次世代バイオ燃料「サステオ」を紹介した。微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)などを主原料としたディーゼルエンジン用燃料で、既存船にそのまま利用できる。食料との競合や森林破壊のリスクが低く、脱炭素漁業として新たな付加価値を提案でき、エコラベル取得にもつながりそうだ。

 サステオは使用済み食用油とミドリムシを主原料とした燃料で、分子構造が軽油と全く同じ。JIS規格および品確法上ともに軽油に該当する。軽油を使用している、主に沿岸の小型漁船のエンジンで使用可能だ。

 同社が軽油にサステオを10%混合した燃料で行った工場実験では、漁船用エンジンで通常の燃料(軽油)と同様の性能を確認した。「徐々に混合割合を増やし、最終的には100%含有まで引き上げ、ゼロエミッション漁業に挑戦したい」と担当者は方向性を示す。[....]