第3代「北洋丸」、本格運用開始

2022年6月7日

調査機能拡充のため最新鋭の機器類を装備した第3代・北洋丸

 北海道立総合研究機構水産研究本部稚内水産試験場の試験調査船、第3代・北洋丸(266トン)が竣工し、本格的な運用を開始した。北洋丸は石狩湾以北の日本海からオホーツク海にかけての広い海域を調査対象とし、定期海洋観測、計量魚群探知機やトロール網を用いたスケソウやホッケなど底魚類の資源調査に加え、海獣類の生態調査も担当する。TAC対象魚種の拡大など資源管理の強化に伴い、資源評価の精度向上を求める声も強く、新北洋丸の今後の成果が期待されている。

 第3代・北洋丸は、第2代(1995年建造、237トン)の老朽化に伴い、2020~21年度の2か年計画で建造。高い技術力と多くの実績をもつ長崎・佐世保市の前畑造船(株)が建造工事を担当した。建造費は19億1000万円。21年1月の起工式、同9月の進水式を経て、今年1月28日に道総研に引き渡され、2月9日に定係港の稚内港に入港した。[....]