生鮮カツオ、異例の不漁

2022年7月25日

序盤は堅調な水揚げがあったものの失速している気仙沼港のカツオ水揚げ

 日本最大の生鮮カツオ産地、宮城・気仙沼港で異例の不漁が続いている。シーズン真っ盛りの7月に入り、漁場が宮城沖まで北上しても遠方なうえ群れが薄く、「魚がほとんどいない」(漁業者)状態が続き、水揚げがまとまっていない。〝カツオのまち〟として売り出しているだけに、地域の水産関係業者、飲食、観光、運送などの多くの業態の関係者が悲鳴を上げている。

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 気仙沼では先月1日に一本釣り船による今シーズン初の水揚げを実施。序盤から堅調な水揚げが続き、関係者も漁場の北上に伴う本格化に期待を高めていた。しかし、一度は常磐沖まで北上した主漁場が、6月下旬に千葉・勝浦沖まで南下。燃油高の影響もあって、ほとんどの操業船が勝浦港を目指すようになった。[....]