漁港の5G通信実現へ、ICT推進加速

2020年10月20日

 漁港にも高速通信環境を-。12月の改正漁業法施行と並行し、2021年度の水産関係概算要求にも資源調査・管理の充実化など関連予算が多く盛り込まれる中で、水産基盤整備事業(公共事業)でも水産改革に向けた制度の拡充が進められるが、一つの大きな目玉となるのが次世代通信規格「5G」の導入だ。漁獲証明情報のやりとりに必要な情報通信技術(ICT)の計画的な推進などが強く打ち出されている。

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 ICT化の推進は、資源管理システムの実効性を高めるために迅速かつ正確な情報収集と集積が求められることが主な背景だ。法制化が見込まれる漁獲証明制度では、証明発行や漁獲情報の伝達を簡易、適正に行える電子的システムの構築が検討されているが、高度な情報通信の確立がそのインフラ(基礎)となる。[....]