海洋総合実習船・宮城丸が竣工

2022年3月31日

テープカットする代表者ら

 宮城県が建造した海洋総合実習船・宮城丸(699トン)の竣工式が25日、気仙沼魚市場で行われた。県や国、県内水産関係者、気仙沼向洋高校などから約400人が出席。県内水産業の次代を担う若手の育成を担う最新鋭船の完成を祝った。

 完成した新・宮城丸は、県内2校(県水産高・気仙沼向洋高)の生徒が乗船実習を行う実習船で、7代目。2003年の竣工の6代目(650トン)が老朽化したため、より安全性や居住性を高めた代船として気仙沼市の㈱みらい造船で建造した。総工費は22億8800万円。

 全長64・9メートル、幅10・1メートル、深さ6・4メートルで、最大速力15・18ノット、航海速力は12ノット。総トン数は先代から49トン大型化し、最大搭載人数は先代から7人多い75人となった。船型は先代同様全通二層甲板だが、船の基部を鉄製、上部構造をアルミ製にして全体の重心を低くし、航行時の安定性を保つ構造にした。[....]