水素船、「万博」で運航へ

2021年7月28日

60~100トン相当、定員150人程度の水素燃料電池旅客船(イメージ)

 岩谷産業㈱は21日、関西電力㈱、東京海洋大学、㈱名村造船所と水素燃料電池船および船舶用ステーションの研究に向け応募した、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業に採択されたと公表した。実施期間は2025年2月末まで。完成させた水素燃料電池船は、国際博覧会(大阪・関西万博)で商用運航を始める。

 水素燃料電池船は燃料の水素を空気中の酸素と反応させて電気をつくり、バッテリーにためつつモーターで走行する。従来船舶と比較して、走行時に二酸化炭素(CO2)や環境負荷物質の排出量を抑え、高い環境性能を実現するほか、騒音や振動、においが少ないため、乗船時の快適性向上も期待される。[....]