水産卸上場5社、魚価高で全社実質増収

2022年5月23日

豊洲総合卸4社と横浜の水産卸2社の2022年3月期業績

 首都圏の中央卸売市場に本社を置き、東証スタンダード市場に株式上場する水産卸会社5社の2022年3月期決算が出揃った。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いたが、21年3月期の4~5月ほどの厳しい期間はなく、感染がいったん沈静化した年末商戦などで大きく稼いで全社で実質増収となった。ただし、豊洲市場は利益もついてきたが、横浜市場などの周辺は粗利確保に苦戦、減益となった。

 飲食・宿泊業などの業務用食材の占める割合が高く、21年3月期に苦しんだ会社ほど売上高の反動増が大きかった。高値を更新し続ける冷凍魚が売上高を膨らませたところに、業務用の鮮魚・特種の回復が加わった。[....]