春の天然魚、養殖より安く

2022年5月6日

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旬を迎え値下がりしている天然マダイ

 春に獲れる天然のマダイやブリの水揚げが好調で、値下がりしている。高級なイメージの天然魚が、小売店などで一年を通じて販売される一般的な養殖物より安くなり、手頃に味わえる機会となっている。

 高級魚を代表する天然マダイは、春に産卵のため沿岸に近寄ることから水揚げも増加する。東京・豊洲市場には、長崎県や愛媛県などから多く入荷。4月中旬の卸値はキロ500円前後が中心で、養殖マダイより3~4割ほど安い。

 産卵期を迎えたマダイは、魚体が鮮やかなピンク色になることから「桜鯛(さくらだい)」とも呼ばれる。同市場の仲卸業者は「天然特有のうま味があり、食感もよい。上品な白身を刺身や塩焼きなどで食べて」とアピールする。 [....]