日新丸、仙台港に入港

2021年9月28日

日新丸から陸揚げされるニタリクジラ

捕鯨母船の日新丸が27日、日本近海で行っていた今年2回目の商業捕鯨操業を終え、宮城・仙台港に入港した。実施期間は先月7日からの約50日間で、ニタリクジラ83頭を漁獲した。共同船舶㈱の所英樹社長は「計画通りの成果。おいしさをPRし、消費と価格の底上げを図りたい」などと意欲をみせた。

 商業捕鯨は再開3年目。漁獲枠はニタリが水産庁留保分だった37頭の追加分を含む187頭、イワシクジラが25頭に設定されている。6~7月に行った初回操業ではニタリ84頭を漁獲しており、残枠はニタリ20頭とイワシ25頭。物資などを積み込んだうえで来月4日に出港し、今回と同じく三陸から北海道の沖合漁場で操業する予定。

 日新丸は午前7時すぎに仙台港の雷神埠頭に着岸。多くの関係者が出迎え、2か月近くに及んだ航海の労苦をねぎらった。漁獲品は順次積み下ろし、全国の卸売市場などに出荷する。[....]