新「駿河丸」が竣工

2022年4月15日

完成した静岡県沿岸・沖合漁業指導調査船、新「駿河丸」(188トン)

 静岡県の新しい沿岸・沖合漁業指導調査船「駿河丸」(188トン)が、建造を進めていた静岡市の㈱三保造船所で2月に竣工し、習熟運転などを経て4月から本格稼働を開始した。旧駿河丸(134トン)の老朽化に伴う代船建造で、5代目となる新船は種々の新機能を備え、県レベルの調査船として最高水準を誇る。従来からの海洋環境調査や主要魚種の資源調査に加えて、駿河湾の深海で海洋微生物調査を行うなど新たな役割も担い、今後の活躍が期待される。

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 新・駿河丸(188トン)は船首楼付き一層甲板、船尾機関型の船型で凌波性、安全性を確保しつつ、運航、調査などの機能を強化して建造した。鋼船で重心上昇を抑えるため上部構造はアルミ軽合金製。主機関は1176キロワット(1600馬力)、410回転の最新でコンパクトな低速エンジンを搭載。公試運転最大速力は14・2ノット、航海速力13ノット。旧駿河丸(134トン)と比べて航海速力は2ノット速い。長さは8メートル弱長く、幅は若干広い。[....]