宮城養殖ギンザケ、異次元の高値 

2022年8月4日

 宮城県沿岸で行われていた2022年の養殖ギンザケ生産が終了した。低水温による出遅れを中盤以降に盛り返し、数量は当初計画を若干上回る約1万6500トンに。単価も競合するチリ産に引きずられる形で跳ね上がり、平均は3割上げて昭和末期以来、34年ぶりにキロ700円の大台を突破した。異次元ともいえる高値域だけに消化速度は不透明だが、結果として総生産額は120億円台まで膨張。外国産に押されて存亡の危機にひんした苦い歴史を見事塗り替え、日本有数の水産県を牽引する養殖業の大エースに。[....]