宮城養ギン、浜値高騰 

2022年6月16日

異次元の高値が続いている

 宮城県で養殖ギンザケの浜値が高騰している。競合するチリ産を筆頭に輸入サーモンの内販価格が軒並み上昇しているためで、引きずられる形で春先のスタートから高騰。過去に例のない超高値が続き、関係者を「異次元の展開」と驚かせている。シーズン後半を迎えても下げる気配はなく、平均単価は「高い」とされた昨年を2~3割上回るキロ720円台。買い付ける加工業者の多くが深刻な原料不足に見舞われている事情もあり、記録的な高値を維持したままシーズンを終えることは間違いなさそうだ。

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 JFみやぎがまとめた6月10日現在の水揚げ(産地魚市場および産地共販)実績は、数量4978トンで前年同期比13・0%減、金額35億2200万円で8・9%増、平均単価722円で25・1%(145円)高。目に付くのは単価の上昇ぶりで、産地筋の誰もが「前例がない超高値」と驚く。[....]