宮城養ギン キロ500円台回復

2021年8月6日

今期は成育順調で浜高が続いた

 宮城県の養殖ギンザケの2021年の生産が終了した。順調な成育を反映し、総生産量はほぼ計画通りの約1万5000トンを達成した。単価は2割近く上昇し、2年ぶりにキロ500円台を回復。巣ごもり消費に伴う需要の増大、競合するチリ産の価格上昇などを背景に終始、高値安定の展開が続いた。生産者が「上出来」と頬を緩ます一方、加工業者には「製品販売で逆ざやに陥らないか心配」と懸念する声も少なくなく、手放しで「豊漁」とは喜べない状況にある。

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 JFみやぎがまとめた今期の水揚げ(実施期間3月10日~7月24日)速報によると、数量は1万4999トンで前年同期比0・6%増、金額84億7000万円で19・9%増、平均単価565円で19・2%(91円)高となった。JFみやぎによると、今回の実績には一部の集計結果がまだ反映されていないため、最終的には量・額ともに「今回の数字から若干の上積みがある」という。[....]