太平洋サバ2割超増、ほか3系群は減少/水産庁・資源評価

2021年1月20日

 水産庁は18日、2019年の調査や漁獲データを加えた最新のサバ類(4系群)資源評価結果を公表した。昨年漁期(19年7月~20年6月)から導入された最大持続生産量(MSY)ベースの生物学的許容漁獲量(ABC)と比較し、3系群の21年ABCは減少するが、マサバ太平洋系群は23%増と推定した。4系群とも現状の漁獲シナリオに基づく30年の目標達成確率は、50%超を維持している。

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 マサバ太平洋系群の親魚量は、13年生まれが卓越して増加したことで16年漁期以降に急増、19年漁期は106万トンと推定された。ふ化仔魚の生残率を高める要因でもある4歳以上の高齢親魚量も増えている。将来予測に基づく推定値でも、20年に125万トン、21年は179万トンが見込まれた。親魚量および資源量の予測値と、昨年2月にまとめられた漁獲シナリオに基づき、21年漁期のABCは対前年漁期比23%増の58・2万トンと算出された。[....]