大和堆で中国船が急増、前年比約4倍/水産庁20年取り締まり

2021年2月2日

大和堆周辺水域で中国の2そうびき網漁船に放水する新造船・白鷲丸㊨(水産庁提供)

 水産庁は1月29日、日本海大和堆周辺水域などにおける外国漁船への対応状況を発表した。2020年に退去警告した延べ隻数は、北朝鮮漁船が1隻(19年は4007隻)だが、中国漁船は4393隻(1115隻)で、対前年比3・9倍に急増している。これまでは北朝鮮漁船による違法操業が目立っていたが、昨年は中国漁船に取って代わった形だ。

       ◇       ◇       ◇

 20年は例年と異なり、大和堆周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で北朝鮮漁船はほとんど確認されなかった。対して中国漁船は、5月から出現を始め7月に一度は減少したものの、8月下旬から再び増加。9~10月にピークを迎え、11月中旬以降から再び減少する傾向は前年同様だが、12月に入っても姿が確認されたのは、これまでの傾向と異なる。[....]