多角的に海藻活用へ 理研食品が視察会とセミナー開催

2024年7月9日

クリックで画像を大きく表示します

岸壁に吊(つ)り上げられたコンブを見学する参加者ら

 理研ビタミン(株)グループの理研食品(株)(宮城・多賀城市)は3日、岩手・大船渡市で養殖コンブの試験漁場視察と海藻の大規模養殖生産技術に関するセミナーを開催した。食用だけでなく、ブルーカーボンへの利用など海藻類の多角的な利用法について広く知ってもらうために実施。県内外の水産、化学、鉄鋼などの分野のメーカー、商社や大学、研究機関、地元漁協、行政など参加対象は多岐にわたり、約70人が参加した。

       ◇       ◇       ◇

 視察会とセミナーは、理研食品と理化学研究所、長崎大学でつくる共同事業体が受託した福島国際研究教育機構(F-REI)の「ネガティブエミッションのコア技術の研究開発・実証」事業の一環。

 ネガティブエミッションとは、過去に排出された二酸化炭素(CO2)を含めた温室効果ガスを人為的に回収、除去する技術のことで、共同事業体では1年生マコンブとヒトエグサを用いてブルーカーボン効果の実証試験に取り組んでいる。[....]