塩釜市・加工業、原料難で「未曾有の危機」

2022年4月13日

市としても強い危機感を示した佐藤市長(正面㊧)

ロシアによるウクライナ侵攻のあおりで輸入水産物の調達が一段と厳しくなったことを受け、依存事業者が集積する宮城・塩釜市で12日、地元官民による緊急対策連絡会議の初会合が開かれた。参加した加工業者は「未曽有の危機」と窮状を訴え、安定供給に向けた商社などへの働き掛けや各種税金の減免措置などを要望。同席した佐藤光樹市長は相手を問わず「市としてできることに全力を尽くす」とし、全国有数を誇る水産都市の首長として早急な対応を約束した。

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 会議は市庁舎で行われ、市からは佐藤市長と佐藤靖副市長、業界からは関連6団体の代表者、県からは仙台地方振興事務所水産漁港部の〓橋昭治部長らが出席した。

 会議は非公開だったが、出席者によると、業界からは厳しさを増す原料事情について切実な訴えが相次いだ。先行きにも「供給元となる商社が在庫を持っていても出し渋らないか心配」として安定供給を働き掛けるよう求めた。国際社会がロシアへの経済制裁を強めているが、[....]