埼玉県魚市場が物流センター中旬に稼働へ、北関東拠点に

2018年4月10日

 東都水産グループの埼玉県魚市場(加部久男社長)がさいたま市北区に備を進めていた物流型冷蔵庫「埼玉県魚市場 物流センター」(地上6階、プレキャストプレストレストコンクリート造り)の竣工・引き渡しが完了し今月半ばに稼働する。収容トン数は8000トン。F級(マイナス20度C以下)に冷却可能な1~5階部分そ作業スペースを設け、“センター前センター”として活用していく。

 内陸部である北関東圏は、量販店・スーパーが多くの物流センターを展開しているものの、それぞれのセンターへの搬入をどう効率的にこなすのかが課題となっていた。埼玉県水産物地方卸売市場の開設者で同市場の水産卸でもある埼玉県魚市場は、得意先である荷主の求めに応じて、保管型機能がメインの第1冷蔵庫(5000㌧と第2冷蔵庫(7800㌧をやりくりすることで内陸部センターに対する中継基地として対応してきた。しかしさらなるに365日稼働の物流型冷蔵庫の必要性に迫られ、1971年建設の第1冷蔵庫の耐用年数も近づいていたことから今回の新設した1~5階部分がF級冷蔵庫、6階部分が機械室という構成。中間3階部分の3分の1ほどをセミ超低温(マイナス35度C)で運用。代替フロン冷媒を用いている。

 各階の作業スペースではピッキング、ラベル貼付、温度帯変更などに対応していく予定。[....]