八戸で漁師になろう 地元漁業4社が就業フェアに出展 

2024年7月5日

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臨場感あるVR動画に驚く生徒ら

 青森県は6月29日、八戸市水産会館で「あおもり漁業就業支援フェア」を開催した。地元の八戸水産高校1~3年生の生徒57人と一般の人が参加。八戸を拠点とする漁業会社4社が出展し、洋上での漁労作業や生活環境などを説明した。

 出展したのは開洋漁業(株)、(株)丸吉、ヤマツ谷地商店(株)、杉山水産(株)の4社。丸吉はイカ釣りを兼業する遠洋底刺網漁船・第18正進丸を、開洋漁業は遠洋マグロはえ縄漁船・第78開洋丸をそれぞれ竣工したばかりだ。出展4社だけでもほかに、遠洋底びき網や中型イカ釣り、サンマ棒受網、まき網などさまざまな漁船漁業が八戸にあることが、冒頭に伝えられた。

 今年で7回目のフェアだが、関係者によると生徒だけで50人を超えるのは極めて珍しいという。漁船漁業への就職に狙いを定めている3年生だけでなく、興味をもって情報収集に来た1年生の姿も多くみられた。

 日かつ漁協は、仮想現実(バーチャルリアリティー・VR)動画を持参して出展者をサポート。遠洋マグロはえ縄漁船に乗って操業をしている感覚に、声を出して驚いていた。個別相談では「学校で3年間しっかり学んで、マグロ船に乗りたい」という1年生もいて、日かつ漁協指導部の佐藤康彦部長代理が「いつでも相談に乗るよ」と、声をかける場面もあった。[....]