中央魚類、EC事業者と業務提携へ

2020年11月6日

「市場の力で盛り上げていく」と話す伊藤社長(㊧から2人目)と萩原社長(その㊨)

 中央魚類㈱(伊藤晴彦社長)は4日、消費者向けの電子商取引(EC)サイトを運営する㈱食文化(東京・中央区、萩原章史社長)と、水産物の販売に関する業務提携で合意したことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で密回避・非接触の買い物手段として注目され急成長中の生鮮品のネット販売に対し、流通の拠点としている豊洲市場の機能を最大限活用してバックアップする。

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 発表当日に豊洲市場の本社で開いた会見で伊藤社長は「市場の力で盛り上げていく」と、食文化のEC事業に、生産者や水産仲卸とともに全面協力することを約束した。従来の市場関係者らはEC事業者をライバルの市場外流通とみなして距離を置いてきたが、中央魚類は自社の成長戦略の柱と位置付けて取り組む考えを表明した。[....]