マルハニチロ、ブリなど尾数計数にAI導入

2020年5月19日

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AIシステム図

 マルハニチロ(池見賢社長)は人工知能(AI)による画像処理技術を応用し、これまで人手で計測していた養殖魚の尾数計数作業の自動化を実現した。東京工業大学発でAI開発に優れたベンチャー企業・Tokyo Artisan Intelligence(本社・横浜市)とともにAIによる画像処理技術を用いた養殖魚の尾数を自動で計数するシステム開発を行い、ブリ・カンパチを養殖するグループ会社・(株)桜島養魚で4月から運用を開始している。

 マルハニチロは以前から養殖現場におけるAI、IoT技術の導入を検討してきた。従来の画像処理技術では難易度の高かった動きの激しい生きた魚の個体認識に対して、今回AIによる画像処理技術を応用することで[....]