マグロ摂取の健康効果、水研機構、神奈川県などが共同研究

2021年9月9日

共同記者会見で研究の概要を発表した神奈川県の黒岩知事(中)と、水研機構の中山一郎理事長(中)、聖マリアンナ医科大学の明石勝也理事長

 神奈川県は7日、抗酸化物質のセレノネインを多く含むマグロを継続的に食べる健康効果について、水産研究・教育機構および聖マリアンナ医科大学と共同研究を始めると発表した。生活習慣病対策やアンチエイジングなど、病気になる前に対処する「未病改善」の有効性を国内初の臨床試験で検証する。セレノネイン含有率が特に高い血合い肉など未利用部位の加工品開発を含め、県の主要産品であるマグロの消費拡大にもつなげていく。

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 臨床試験は同大学と県の職員の計100人を被験者として実施する。メバチ赤身の刺身を1週間に3食(一食当たり80~120グラム)・3週間継続して食べてもらい、血液中にセレノネインが蓄積しているかを確認するとともに、血中のストレス度や老化抑制を行う遺伝子の活性も測定する。[....]