ドローンで鯨類調査、目視実用化めど/鯨研

2021年6月7日

調査船で運用される「飛鳥」

 日本鯨類研究所(藤瀬良弘理事長)は4日、調査船からの効率的かつ効果的な鯨類目視調査に向け開発中だったドローン(無人航空機)を活用した調査で、3月には北太平洋上で飛行距離日本記録となる51キロの目視外自律飛行を達成したことなどを明らかにし、実用化にめどが付いたことを公表した。今後は南極海鯨類資源調査(JASS-A)などでの運用も計画。14日から千葉市の幕張メッセで開かれる「Japan Drone 2021」で成果発表と機体の展示も行う。

 同研究所では2019年からドローンを活用した鯨類調査手法の開発に取り組んできた。大型調査船上での運用を念頭に垂直離着陸型・自律型無人航空機(VTOL-UAV)の「飛鳥(ASUKA)」を新規開発。南極海を含む外洋域で調査を実施してきた。[....]