インボイス“待ったなし”

2021年12月21日

 消費税において2019年10月に行われた飲食料品に対する軽減税率導入は、キャッシュレス・ポイント還元事業にまつわる賛否はあったものの、こと各事業者の制度対応に大きな混乱はなかった。しかし、23年10月に控える適格請求書等保存方式(インボイス制度)導入はひと筋縄ではいかない。各自で対応方針を決め、事前の届け出や事業者によってはシステム改修を行う必要があるなど、求められるハードルが高い。すでに21年10月からインボイス発行事業者の登録申請が始まった。残り2年を切っていよいよ〝待ったなし〟となっている。

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 水産業界で焦点となるのは免税事業者(一般的に前々事業年度の課税売上高が1000万円以下の事業者)をめぐる、事業者間(BtoB)取引に欠かせない仕入れ税額控除(売上税額から仕入れ税額を差し引いて納税額を計算する処理)の扱いだ。[....]