[1101]「北方四島周辺水域における日本漁船の操業枠組み協定」に基づく日ロ政府間協議および民間交渉の結果について

2021年2月2日

■スケソウ955トンなどロシア・トロール船の対策も要請

 「北方四島周辺水域における日本漁船の操業枠組み協定」(1998年発効)に基づく日・ロ政府間協議および民間交渉では、毎年、北方四島周辺12海里内の水域におけるわが国漁船による操業条件および生物資源の保存・合理的利用などについての協議が行われています。

 今回の交渉は、2020年11月24日から11月25日まで、ウェブ会議で開催され、政府間協議では、本協定に基づく19年および20年における日本漁船の操業状況についてレビューを行った上で、協定の効力が1年間継続されることを確認しました。

 民間交渉では、北海道水産会などの日本側民間団体と連邦漁業庁および連邦保安庁国境警備局などのロシア側関係省庁の間で交渉が行われ、21年における日本漁船の漁獲量などの操業条件などについて協議した結果、下記のとおりとなりました。

 また、北方四島周辺水域におけるロシア・トロール漁船の操業により、日本漁船に漁具被害が発生するとともに漁獲が低迷している問題について、日本側からロシア側に対し、ロシア・トロール漁船の操業自粛などの実効的な対策を講じるよう要請したところ、ロシア側は、問題解決に向け取り組む旨を表明しました。

 以下、決定した操業条件です。

 1.漁獲量

   スケソウ   955トン

   ホッケ    777トン

   タコ     213トン

   その他    232トン

 2.漁期(20年と同じ)

   スケソウ刺し網漁業 1月1日~3月15日

   ホッケ刺し網漁業

    9月16日~12月31日

   タコ空釣り漁業

    1月1日~1月31日および10月16日~12月31日

 3.操業隻数(20年と同じ)

   48隻

 4.協力金など(20年と同じ)

   協力金  2130万円

   機材供与 2110万円

(水産庁国際課)

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http://www.agriworld.or.jp/agriworld1/kaigai/index.html