No.E-57  ノルウェー水産物審議会(NSC)

顧客のプロモーションをパワフルにバックアップ
  • 今春、リングダール漁業副大臣来日では幼稚園で塩サバイベント
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 ノルウェー水産物審議会(NSC)は、“貴社のプロモーションをパワフルにバックアップ”をキーワードに消費者に商品特性を理解してもらい、いちばんおいしい食べ方を提案してノルウェーシーフードのファンづくりを目指そうという内容で展開。

 メディアでの広告展開、PRイベント、POP制作、提供、試食販売など各活動内容を紹介。商品特性や食べ方提案などを通して顧客満足度の高い売場作りを提案する。

 魚種別戦略としてサーモンについては、①消費者が選んだサーモンは一度も冷凍していないノルウェー産②ひと手間かけたSKUで顧客満足度を上げる。また、塩サバについては、③ノルウェーサバはベストシーズンに漁獲されているからジューシーでおいしいことを訴求④時短時代の救世主としてノルウェー塩サバでフライパンクッキング。共通の戦略は商品特性訴求でおいしさと値段に納得という点を売場で展開することを提案する。

 ブースは北欧風でオープンキッチン風のデザインで、冷蔵ケースにはサーモンや塩サバの戦略的なSKU紹介を行い、即食、時短でひと手間かけたSKU、タレセット品で売り上げアップをうたう。また、サーモンポキや塩サバロールサンドの試食を予定している。

  • シーフードショーではSKUを紹介
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 ヘンリック・アンデルセンNSC日本代表は、「売場で売り方の工夫をしなければ売り上げはそのまま落ちてしまう。そんな売り上げアップのためのツールがNSCにはたくさん揃っている。より多くの人に活用してもらいたい」と話す。NSCは昨年末、テレビコマーシャルを通じて、ノルウェーのサーモンは一度も凍結しないまま生で供給していることをアピール。雑誌とのタイアップなど、一般消費者向けの認知度向上を図った。また、消費者ブラインド調査を実施して、ノルウェーサーモンが味や鮮度などでもほかのサーモンよりも好まれていることを実証している。

 「昨年、テレビコマーシャルはスポット的にやったが好評だったので、今年も11月末にやる予定。また、地域ごとに地域の小売店とタイアップし相乗効果を狙ったコマーシャルも予定している」と話している。さらに塩サバについては、これまで小売店とタイアップして売り上げアップにつながった成功事例を紹介し、原料価格に左右されない売り上げ増への工夫を紹介する。

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