【ととけん】2019年2月問題
Q1.宮城県松島では、古くからある魚介の養殖が盛んです。カエサルやナポレオンも好んだといわれるこの魚介を選びなさい。[2013年(第4回)3級(初級)から出題]
?アワビ
?カキ
?ホタテガイ
?ホヤ
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【解答】?カキ
【解説】1967年にフランス種のカキが病気で全滅したため、日本から種ガキを送ったところ、それがフランスで普及した。フランスに送った宮城種は低水温でも成長が早く病気に強いという特徴を持ち、味・歯応えも優れた品種。松島では、第41回松島かき祭りを2019年2月3日(日)に開催予定。
Q2.青森県や茨城、鳥取で県魚に指定されているこの魚のおいしい時季は秋から2月頃までといわれます。春に産卵を終え身が細り、味が落ちたことを表すこの白身魚のことわざを選びなさい。[2010年(第1回)2級(中級)から]
?三月アンコウは犬も食わぬ
?三月タラは犬も食わぬ
?三月ヒラメは犬も食わぬ
?三月ブリは犬も食わぬ
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【解答】?三月ヒラメは犬も食わぬ
【解説】透き通るかのような白身はほどよく身が締まり、くせのない旨みで多くの人に好かれるが、春暖かくなり海岸付近で産卵を終えたヒラメは身がパサパサで犬も食べないほど味が落ちるというたとえ。寒ビラメを昆布締めにすると、濃厚な脂と昆布の旨みの相乗効果でまことに美味。
Q3.市場には出回るものの、料理店や寿司店以外ではなかなかお目にかかれない魚。本来、成魚は深海魚ですが、幼魚は親と離れて磯周りで群れるため“オンシラズ”と呼ばれています。冬が旬のこの魚を選びなさい。[2014年(第5
回)1級(初級)から出題]
?キアンコウ
?キチジ
?マツカワガレイ
?ムツ
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【解答】?ムツ
【解説】旬はいわゆる“寒ムツ”と呼ばれる冬で、12月?2月が最盛期となる。オンシラズは小さくとも親譲りのおいしさを持ち「小さいのに味は大きい」と、寿司職人をして言わしめるほどである。しかしながら、料理人泣かせの鋭い歯を持っているのが玉に瑕(きず)。
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