【ととけん】2019年10月問題
Q1.秋に獲れるある魚のおいしさを表したこのことわざは、転じて“憎らしい嫁に食べさせるのはもったいない”の意味で使われます。このことわざを選びなさい。[2012年(第3回)3級(初級)から]
?秋アジは嫁に食わすな
?秋サケは嫁に食わすな
?秋サバは嫁に食わすな
?秋サンマは嫁に食わすな
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【解答】?秋サバは嫁に食わすな
【解説】このことわざは“サバは足がはやく、あたりやすいから”など嫁の体を気遣う意味ともされている。サバの一般的な旬は秋から冬と知られているが、時季が外れても味はあまり落ちないともいわれている。これは、マサバは北から南まで広範囲に分布しており、産卵期も長いため。
Q2.平安時代に京都周辺から広がったといわれる「べいごま」は、この貝を使って遊んだことが始まりです。北海道が主産地で秋から冬が旬のこの貝を選びなさい。[2012年(第3回)2級(中級)から]
?エゾボラ
?マダカアワビ
?バテイラ
?マテガイ
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【解答】?エゾボラ
【解説】「べいごま」は、エゾボラなど巻貝の殻で作った「こま」で遊んだことが始まりで、エゾバイ科の巻貝を「バイガイ」と呼ぶことから、「ばいごま」がなまり、「べいごま」となった。蝦夷地(北海道)に多く生息する貝の意味でエゾボラという。エゾボラは「真ツブ」と呼ばれ、秋から冬にかけて旬。
Q3.トラフグには「とおとうみ」と呼ばれる部位があります。細切りにしたこれを湯に通し、ねぎ、紅葉おろしを薬味にポン酢で味わいます。ゼラチン質ならではの食感が魅力のこの部位を選びなさい。[2012年(第3回)1級(上級)から]
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【解答】?内皮
【解説】「とおとうみ」は外皮と身皮(身についた薄い皮)の間にある内皮のこと。身皮(三河/愛知県東部)の隣にあることから、遠江(静岡県西部)としゃれで付けられた呼び名。雑炊に入れればたのしい食感がアクセントになる。
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