【ととけん】2018年7月問題
Q1.激しい潮流に流されないよう足が太く立派な様子を表した「〇〇のタコは立ってでも歩く」という言葉があります。〇〇に入る地名を選びなさい。[2016年(第7回)3級(初級)から出題]
?明石
?鳴門
?下関
?天草
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【解答】?明石
【解説】「明石のタコは立ってでも歩く」といわれるように、明石海峡周辺から明石沖で漁獲されたマダコは複雑な海底の起伏が生む激しい流れに踏ん張り、豊富なエサを食べてたくましく育つ。その太い足は、陸に上がっても立って歩くといわれるほどで、梅雨時から7月下旬に刈られた麦が干される頃の “麦わらだこ”とよばれるものは歯ごたえ、甘みともに格別。
Q2..讃岐の国・香川県にはうどんと一緒にある魚を大鍋で煮た夏バテ防止にきく郷土料理があります。この料理に使われる魚を選びなさい。[2012年(第3回)2級(中級)から]
?鱧
?穴子
?鰻
?泥鰌
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【解答】?泥鰌(どじょう)
【解説】ドジョウ汁という香川県の郷土料理。かつてはドジョウが広く分布しており、田植え前の川ざらいや、田植え後に溜め池や川からすくってきたドジョウをたっぷりの野菜や太めのうどんとともに大鍋で汁にした。旬は産卵前の6月から7月で、農繁忙期の貴重な滋養源でもあった。
Q3.天草諸島の夏の逸品であるこのウニはあっさりとしながらも後を引く味わいで食通が好むといわれます。東京湾以南に生息し、南九州が主産地。横から見ると平たいこのウニを選びなさい。[2014年(第5回)1級(上級)から出題]
?アカウニ
?エゾバフンウニ
?ガンガゼウニ
?キタムラサキウニ
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【解答】?アカウニ
【解説】天草諸島ではアカウニ漁が解禁される7月から9月まで素潜りで丁寧に採られるアカウニ。他のウニに比べて漁獲量が少ないところも食通のハートをくすぐる魅力である。天草では春のムラサキウニから始まって、アカウニ、バフンウニ、そして10月から3月のガンガゼウニと、良質の海藻を食べ育った上質のウニをほぼ1年中楽しめる。
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