【ととけん】2017年8月問題
Q1.生殖巣が大きくなる産卵期は食用に適さないマガキは、「アルファベットのRのつかない月に食べるな」といわれます。ただし、イワガキは例外です。その最盛期の季節が付いたイワガキの別名を選びなさい。
[2013年(第4回)3級(初級)から出題]
?春ガキ
?夏ガキ
?秋ガキ
?冬ガキ
A.答えを見る
【解答】?夏ガキ
【解説】イワガキは産卵期でも味が落ちず、春から秋口まで入荷し、とくに夏が旬。大ぶりで食べ応えのあるカキ。一方、マガキは月を表す英語で“R”の付かない、May(5月)、June(6月)、July(7月)、August(8月)に食べてはいけない。冬が旬で、おいしさが増す時季は3月といわれている。
Q2.火を通すと淡白な白身が旨みを増し、身離れが良くてほろりとした食感がたまりません。相次いでブランド化されている九州各地ではいずれも“銀”の名が冠されているこの魚を選びなさい。
[2014年(第5回)2級(中級)から出題]
?スズキ
?サヨリ
?タチウオ
?ハモ
A.答えを見る
【解答】?タチウオ
【解説】通年美味だが、とくに夏から秋の産卵期にかけて漁獲のピークとなりおいしいとされる。瀬戸内では8月頃から揚がるタチウオの鮮度が良く、紀州や播州では刺身を愉しむ。九州のタチウオブランドには、大分の“くにさき銀たち”、熊本・八代海の“田浦(たのうら)銀太刀”、長崎・上対馬の“銀太”、同・小値賀の“白銀”などがあり、いずれも“銀”を冠す。
Q3.三陸の沖合では夏から秋にかけ、この魚を追ったマグロがやって来ます。マグロの漁獲が期待できることから、地元の漁師は、この魚を“福来”と呼び、待ち望みます。鮮魚より麺つゆの削り節として知られるこの魚を選びなさい。
[2013年(第4回)1級(上級)から出題]
?マルソウダガツオ
?カツオ
?メカジキ
?マカジキ
A.答えを見る
【解答】?マルソウダガツオ
【解説】マルソウダガツオは、鉄分やビタミンを多く含む血合が豊富で栄養価に優れている。なまり節や削り節にも使用される魚。
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