【ととけん】2017年5月問題
Q1.ほっそりしていて銀色に輝く姿から「海の貴婦人」といわれるサヨリは、産卵が近づくと群れをなして岸にやって来ます。サヨリの産卵の季節を選びなさい。
[模擬問題3級(初級)から出題]
?春
?夏
?秋
?冬
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【解答】?春
【解説】サヨリは、春になると産卵のために群れをつくって岸辺に近づいてくることから、春を告げる魚といわれる。サヨリはその姿から美しい人に例えられるが、一方で開くと腹の粘膜が真っ黒なので、これを人にたとえて、外見がよくて腹黒な人を「サヨリのような人」ともいうが、実はサヨリの腹膜の黒さは新鮮な証しだとか。
Q2.引きが楽しめるターゲットとして初冬から5月まで、この魚を狙い釣りに出かける太公望も少なくありません。この魚の釣果が期待できる「風がなく穏やかな波(凪/なぎ)」を指した言葉を選びなさい。[2016年(第7回)2級(中級)から出題]
?イサキ凪
?ハゼ凪
?メジナ凪
?メバル凪
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【解答】?メバル凪
【解説】大きな目が特徴であるメバル(目張)は全国的に生息し、各地で岩礁地帯の起伏の激しいところを潮の流れにのせて船を流す船釣りが早春の頃にみられる。“メバル凪”という言葉があるように、海面の穏やかな時が釣りに適しているそうだ。身がやわらかく、クセのない淡泊な白身魚で身ばなれもよく煮魚、焼き魚など惣菜にもってこいの魚だが、近年漁獲量が減り値上がりしている。
Q3.房州産の5月から9月中旬に採れる殻の長さが12cm以上のこの貝は、同種のトップブランドとして知られています。奈良時代の木簡にもその名が残る、千葉県の歴史的特産物であるこの貝を選びなさい。[模擬問題1級(上級)から]
?アカガイ
?イワガキ
?クロアワビ
?サザエ
A.答えを見る
【解答】?クロアワビ
【解説】5月1日から9月15日の間に採れる殻の長さが12cmを超えるクロアワビを「房州黒あわび」という。4種類あるアワビの中でも、クロアワビは生の食感のよさゆえ、寿司ダネ、刺身で味わうのに最も適しているといわれる。
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