NFオピリオ生産が本格化

2013年5月9日

 カナダ東海岸NF(ニューファンドランド)のズワイガニ漁(オピリオ種)は、4月下旬からようやく本格的な水揚げを開始し、これまで順調な凍結生産を繰り広げているようだ。しかし、その一方で、日米双方とも先安感を警戒し、大口成約が見送られたまま。一時まことしやかに伝えられた“成約情報”も、パッカーの陽動作戦の一環だったようだ。

◆品質例年並み
 関係者によると、現在水揚げされている原魚はサイズ、身入りとも例年並みの品質で、漁が始まった4月下旬には、一時凍結が間に合いそうにないほどまとまった日もあったとされ、おおむね順調な水揚げが続けられているという。[....]