2018年2月23日
一日10万人が利用する東北の玄関口・JR仙台駅で21日、宮城県の水産加工品に特化した販売イベント「みやぎ水産の日まつり」が始まった。25日の日曜日までの5日間にわたり、沿岸都市を代表する26の企業・団体が新鮮な素材、優れた技術を生かした“とっておきの味わい”約190品を直売。観光客や通勤客らに売り込んで知名度アップと消費の拡大を図る。
県と県水産加工研究団体連合会の共催。地産地消を推進するため、県が3年ほど前、独自に制定した「みやぎ水産の日」(毎月第3水曜日)に合わせて開催した。
販売品は先月開かれた県水産加工品品評会の上位入賞作が中心。主要港の塩釜、石巻、女川、気仙沼などに拠点を置く有力企業の新商品、いち押し商品ばかりで、文字通り「水産県みやぎ」を代表する逸品が並ぶ。
初日にはセレモニーが行われ、村井嘉浩知事が式辞で「高い技術で食材のよさを最大限引き出す。それが宮城県の水産加工品の魅力。この機会に多くの方々に食べていただきたい」などと購入を呼び掛けた。[....]