DAP情報/スリ身、中・下級品値上げ

2014年9月16日

 米国DAPの今期Bシーズンのスリ身生産は、前年並みかやや多い10万トン台で着地しそうだ。

 Aシーズンから引き続き順調な生産を継続してきた今期のBシーズン。当初、800グラム台と大型魚体が水揚げされたこともあり、フィレーともども順調に推移。「相場が強いフィレー製品を優先して作り、スリ身の生産量は減少するのではないか」などとする憶測も流れたものの、最終的にはほぼ例年通りの比率に落ち着きそう[….]

 「米国DAP主要スケソウ製品の出来高推移(2014年A・B=9月6日現在)」(本紙参照)