2018年5月22日
米国アラスカ州カッパーリバー(CR)地区のサケ・マス漁が漁期入りし、その空輸第1便による生鮮キングサーモン3尾とベニザケ20尾が21日、札幌市中央卸売市場の荷受・カネシメ?橋水産の売場に到着した。
CR産の生鮮サケは、北米の新漁を告げる季節の風物詩となっており、米国内でも近年はお祭り騒ぎとなるほど需要が高く、シアトルなど都市部の大手小売店やレストランで高値で販売される。
今回、日本に持ち込んだのはトライデント・シーフード・アジア・インク日本支社で、アラスカの天然サケのおいしさを改めて知ってもらおうと“リスク承知”で初物を買い付けた。
?橋水産でサケ・マスを担当する井上貴幸次長は、「初水揚げのカッパーを扱うのは初めて」と話しながらも、「これを契機にサケ・マス業界が盛り上がってくれれば」と高い期待を寄せている。[....]