2020年1月27日
2月は節分の季節。節分には恵方巻を食べるという習慣に加え、イワシを食べる西日本の風習も徐々に全国的に浸透してきた。簡便、即食の代表である缶詰は、一昨年あたりからサバ缶ブームの再来に合わせて同じ青物のイワシ缶にも注目が集まってきた。そんなイワシ缶に限定して着目してみた。
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イワシ缶の前にまず、サバ缶ブームの再来が現場ではどうだったのか、マルハニチロの家庭用加工食品ユニットグロッサリー事業部市販用缶詰課の森田出課長役に聞いてみた。「従来あまり缶詰を手に取らないお客さままで手に取ってもらえた。以前だとサバ缶の利用方法が分からないということだったのが、お客さま自らが交流サイト(SNS)などを利用して料理素材として“水煮”缶を使った料理を発信したことで、一気に広がりをみせたと思う。加えて健康にもよい[....]