<商材シリーズ/カツオ>春の生鮮カツオ早熟化で脂乗り

2017年5月11日

 日本近海で獲れる生鮮カツオは、親になるために大量の餌を食べに三陸沖まで回遊をする魚だけあって、春から夏は脂が薄めのさっぱり感、秋は脂をしっかり乗せた重厚感と、季節ごとに違った顔で人々を楽しませてきた。しかし近年、その常識が変化してきている。カツオに詳しい、茨城大学人文学部客員研究員の二平章氏に聞いた。産地動向と併せて紹介する。[....]