<ぷろふぃる>成子隆英全まき会長/資源最大に利用

2019年7月3日

 大中型まき網漁業が主要対象魚種とするマサバ、マイワシ資源が揃って増加傾向にある。この好環境をどう守り、獲って、売るか。改正漁業法の施行に向け、政省令の策定が進む「漁業改革元年」のタイミングで、全国まき網漁業協会(全まき)の新会長に就任した。目下の関心事項は新たな資源管理の実施に向け導入される最大持続生産量(MSY)の概念だ。2015年から北部太平洋まき網漁業協同組合連合会(北まき)の会長を務める。京都大学農学部水産学科卒、64歳。[....]