55周年記念で市場まつり、大阪中央卸売市場東部市場

2019年11月20日

ステージイベントとして行われた阪神タイガースOBによるトークショー

 大阪市東部市場で11月10日、「開設55周年記念市場まつり」(主催・大阪市東部中央卸売市場開設55周年記念事業委員会)が開催され、約3万1500人の市民で賑わった。

 同市場のうおいち(東部支社)、大水(東部支社)、大阪市東部水産物卸協同組合、大阪市水産物商業協同組合など水産関係者も全面協力した。会場には水産・青果を中心に40近いブースが出展。市場ならではの鮮度抜群の鮮魚や水産加工品、水産物を使った料理などの販売、また食育・魚食のPRコーナーや市場の役割を紹介する資料展示なども行われたほか、さまざまなステージイベントも催された。開場前から長蛇の列ができる盛り上がりをみせ、開場と同時に場内は来場者で埋め尽くされた。

 ステージイベントも多彩な内容で会場を盛り上げた。午前中は徳島県阿波踊り、大阪府立東住吉高校吹奏楽部の演奏、さらにラジオ番組とタイアップして行われた阪神タイガースOB(下柳剛氏、桧山進次郎氏、岡本賢太郎氏)によるトークショーを開催。午後からは、80キロを超える本マグロの解体ショー、さかなクンによる魚と市場をテーマにした講演会などが開かれた。[....]