5月の空輸実績、引き続き前年同月を下回る

2013年7月4日

 空輸(エアカーゴ)による通関実績は、引き続き前年同月を下回った。活ウナギや高級マグロ、ロブスターなどは増加したが、主力のアトランティックサーモンの減少が響いた。

 5月の空輸実績は、水産物ならびに調製品の合計で6143トン、85億5400万円で、前年と同じ月に比べて数量で6・2%減少し、金額は5・9%増加した。

 数量の落ち込みは年明け以降続いているが、金額は調達コストの上昇を背景に、4か月ぶりの増加となった。数量の減少率も、1割以上減った2?4月よりは改善傾向をみせた。全輸入に対する空輸の比率は[….]

(「水産物の空輸実績(5月)」)本紙参照