14周年「道の駅松浦海のふるさと館」右肩上がり

2019年11月12日

多種多様な特産品が並ぶ店内

 全国幹線道路のかたわらで地元の農水産物、特産品などを展示販売する「道の駅」。生産者の所得向上、消費者の利便性向上などから全国に広がる道の駅だが、水産基地・松浦市で2005年に登録された道の駅「松浦海のふるさと館」は、指定管理者制度、独立採算制の導入により、開業以来、右肩上がりの堅調な経営を続けている。

道の駅・松浦海のふるさと館は、国道204号線沿いの福岡から平戸へ向かう観光ルートの中間に立地。水産庁の04年度「漁村コミュニティ基盤整備事業」、長崎県の「水産振興奨励事業」により、地元の農水産品を展示販売する物販施設と、都市部と漁村との交流促進を図る漁村体験学習施設を併設した複合施設として整備された。

店舗内には、全国一の養殖トラフグ産地であるJF新松浦漁協や、JF中野漁協などが生産する旬の活・鮮魚、煮干、塩干品、日本遠旋漁協が製造販売する水産加工品などの地域特産品が並んでいる。[....]