魚水揚げ日本一に似合うコクと泡、銚子ビール本格発売

2017年6月5日

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「銚子ビール」をPRする佐久間代表

 水揚量日本一の銚子に、「魚に合うビール」をコンセプトに開発された新しいクラフトビール「銚子ビール」が誕生した。試飲会に続いて、5月28日には千葉市の中央公園でPRと販売が行われた。
 銚子ビール(千葉県銚子市垣根町、佐久間快枝代表)が今月1日から本格販売を始めた。当面は業務筋向けが中心ながら一般向け通販も始まった。現在は県外醸造所で生産されているが、早期に地元銚子に醸造所を設けて、新たな地ビールとして地域活性化にも役立てたいとしている。
 佐久間代表が代表プランナーとなって“銚子?魚”のイメージからサバ、イワシ、サンマなどの魚食にぴったりのビール開発を目指した。5種類の麦芽と4種類のホップを原料にしたこだわりのオリジナルレシピで造られた。コクと芳醇(じゅん)さが味わえる琥珀(こはく)色のクラフトビール。魚のおいしさを生かしながら、臭みも消せるよう辛口にした。
 ラベルには日本一早く昇る太陽と名所の灯台の図柄が描かれ、銚子が強くアピールされている。
 先行販売実績は、すでに約2900本(1000リットル)に達し上々の出足。ビン入り一本330ミリリットル、価格は540円(税込み)。当面、年間6000リットルの販売を目標にしている。
 ▽問い合わせ先・銚子ビール(佐久間代表)=?090?2470?1176。[....]