魚介類の摂取量(平成25年度)/減少傾向下げ止まり

2015年1月8日

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 厚生労働省はこのほど、平成25年国民健康・栄養調査の結果を公表した。魚介類の1人1日当たりの摂取量(20歳以上)は78・8グラムとなり、前年の75・6グラムから増加。19年以降の減少傾向が下げ止まり、ようやく上昇に反転した。ただし、肉類との差は依然として大きく、特に若年層では2倍以上の開きがある。将来世代をターゲットにした魚食拡大策が急務となりそうだ。

 魚介類の摂取量は19年以降、右肩下がりの状況が続いていた。21年には肉類の摂取量を下回り、魚離れが深刻化。近年は業界のさまざまな所で魚食普及の取り組みが高まっていた。そして24年に減少傾向がようやく止まり、25年は上昇に転じた。

 摂取量が増えたとはいえ、肉類に差をつけられている状況に変わりはない。25年の肉類の摂取量は86・8グラム。10年前の15年は、魚介類の摂取量がそれと同水準の86・7グラムだった。現在と10年前では、魚介類と肉類の立ち位置が完全に逆転[....]