2019年7月19日
横浜市中央卸売市場本場はこのほど、魚と野菜を使った「とりわけ離乳食レシピブック」(A5判・24ページ)の配布を始めた。子育て世帯向けに、大人用と赤ちゃん用で同じ食材を使いながら、家族全員の食事を作る方法を紹介している。離乳食レシピを通じて、魚や野菜を中心とした若い世代の生鮮食品の消費促進や、卸売市場の認知度向上を図るのが狙い。公益社団法人神奈川県栄養士会が監修し、横浜市場活性化協議会と市場内にあるこまつな保育園などが作成に協力した。
親に対し、成長過程に応じた離乳食の進め方を分かりやすくアドバイス。全員分の食事を作る際の時間短縮のポイントや大人を含む家族全員の食事バランスや味付けを考慮した構成となっている。
魚と野菜の旬も意識して通年メニューと四季のメニューのレシピをそれぞれ1品ずつ紹介。だしにも注目し、コンブ・カツオ・イリコからのダシの取り方にもページを割いた。市場のプロによる食材へのアドバイスが盛りだくさんで、調理の手順や準備する材料を写真で分かりやすく紹介している。[....]