養殖用ヒジキ「大分株」に注目、ワカメ養殖の副業に

2014年12月5日

ロープに挟み込まれたヒジキ種苗

ロープに挟み込まれたヒジキ種苗

 養殖用ヒジキの種苗に、「大分株」が注目を集めている。特徴は、何といっても成長の早さ。ヒジキ養殖はワカメ養殖に比べ手間がかからず、収穫量次第では同程度の生産金額を確保できる。それだけに、成長の早い大分株の登場は、重労働かつ高齢化が進むワカメ養殖業界にとって、選択肢の一つになりそうだ。

 大分株を出荷しているのは、海藻の加工販売を手掛ける山忠(佐伯市、山城繁樹社長)。養殖ヒジキは、干潮時に干出(かんしゅつ)する天然物と違い、種苗を挟んだロープを海中に張り生産する。

 そのため、海水からの栄養塩を常に取り込め、収穫量を飛躍的に伸ばすことができる。11月から12月の出荷時で約15?20センチの種苗は、4?5か月後に、「平均で2メートル前後。環境がよければ4?5メートル」(山忠)まで成長[....]